音楽dig日記
家にいる期間を利用して音楽を掘り下げたい。
いくつかのアーティストあるいはジャンルに注目し、調べたことをここに記していく
1日目は「Tower of Power」である
以前よりかっこいいファンクバンドということは知っていたが、what's hipくらいしか聞いたことがない
このバンドを知ったのは、joe dartがベースを始めたのちに影響を受けたと公言していたインタビューを見てからである、比較的最近のことだ。
以下wikipediaの情報を多分に含む。
彼らはサックスのホーンセクションを中心としたR&Bバンドであり、1970年より現在に到るまで活動している。
活動開始当初はサンフランシスコを拠点としていたようである
ー重厚なホーンセクションのみならず、ベースのロッコ・プレスティアとドラムのデヴィッド・ガリバルディによる16ビートを駆使した強力なリズムセクション、ソウルフルなバラードも彼らの持ち味であった。ー
これこそこのバンドを今になって自分が聞きたい理由であろう。ベースがかっこいいバンドは何やっててもかっこええねん
このロッコプレスティア、知らなかったが白人である。
レッドブルの特集記事によると、16分の跳ねないリズムという新たなファンクベースのスタイルを確立した人物らしく、ラリーグラハムによる裏拍スラップの跳ねるリズムに真正面からぶつかるスタイルだ。(ラリーも今度ちゃんと聞きたい、今度)
また、ポコポコというハーフミュートによる演奏も独特であるという。
改めて注目しながら聞くと、ほんまや、そんな感じ
しかもデヴィッドガリバルディのドラムもなかなか良い。比較的冷静なプレイであり、16分を感じながらも淡々とした感じがベースにあっているというのがわかる。この人が抜けた後はドラムが定まらなかったそうな。
というか、ファンクの、グルーヴなり、ノリっていうものはそのリズムのよれなんかから主に出来上がると思っていたので、16分の平坦なリズムのなかでそれらを生み出しているのはかなり不思議である、、、
バンドに話を戻すと、RCサクセション(清志郎がVoのバンド)のアルバムのバックを務めたこともあるらしい。
白人のファンクということでうまく収まるところがなかったようで、さらに80年代以降契約などの問題もありあまり好調ではなかったようだが、90年代に70年代ファンクが再評価されて以来また人気を博し、現在も定期的に作品をリリースしている、恐るべし。
アースなんかも70年代のアーティストなのでファンクが洗練されていく過程といった感じだろうか
新たな方向の開拓と、このフレッシュなホーンセクションは評価されて然るべきであろう。かっこいいぜ。
特に今のQuarantineにおいて出されたwhat's hip ~social distancing ver~には当時好きだった人たちの目にも止まったのではないかと思うが、今でも元気にやっているので当たり前といえば当たり前だ。
次回はこれまたSTAY HOME中の動画が良かったので、
にしようと思います。あとその周辺。
その次は多分ブリストル系です。