音楽dig日記4
日課にしないとついつい忘れてしまう、量を増やすとサボるので途中から少し適当に、、、
今回は前回に出てきた「Flying Lotus」と「Four Tet」です。
IDMとして取り上げましたが結構毛色は違います。
前者は2019年の中でも名作にあげられることの多いFlamagraを何度か全体聞いたことがありますが、エレクトロの中でもブラックミュージックのエッセンスを感じたり、ゲーム的なミニマムなシンセサウンドや、ヒップホップからの潮流を存分に感じることのできる(DJなので当たり前)とてもかっこいい作品でした。どういう経緯で聞いたか忘れてしまいましたが、thundercatを思い出すのでそれ関連?(作品に参加してました)
とりあえずfeaturingのあるanderson paakに関しては今度まとめたいですね
Four Tetは自分の好きなin the blue shirt (アリムラ)さんがツイッターに載せたのを軽く聞いたのがきっかけだったと思います
では本題に入りますがまずflying lotus
本名はStephen Elisonだそう。全然知らなかったけど叔父さんはJohn Coltraneらしい!なんてこった!すごいですね家系で、、、。
かなりの大物で、トムヨークやケンドリックなども作品に参加していて色々やばいですね。最新作でもトロイモワのような話題沸騰な人からハービーハンコックまで参加していて、とにかく無視できない作品です。一曲が短くめまぐるしく変わっていく展開にはついていけなくなるほど。それぞれのコラボの味をしっかりと出し切っているのです。
2000年以降の音楽シーンを席巻したとApple Musicにはあります。
別名義のCaptain Murphyでラッパーとしても活躍中。
ほとんどの作品はWarpよりリリース。
音楽性が多様なのも特徴的。
例えばFlamagraのTakashiなんかは、その日本名の曲名だけあり日本のゲーム音楽や、ポップスに影響を受けたエレクトロを彷彿とさせます。曲の冒頭の雰囲気は個人的にはPARKGOLF(あるいはその周辺を取り囲むトラックメイカー)を思い出しましたし、中盤のなんとも言えないぴこぴこ感は懐かしさを覚えます。
なんでも親日家らしく、ドラゴンボールの道着でライブしたこともあるらしい。納得します。
昔のアルバムを聞いても、根底にあるのはDJ的な曲の構成、つまりは異なる素材のつなぎ合わせや重ね方と、それらを支えるしっかりとしたビートです。
しかし明らかに作品を重ねるごとにそれらは複雑さを増していて、進化を遂げています。
そしてFour Tet
リミックス曲なんかを何度か見かけたことがあります。
本名はKieran Hebden。
もともとバンドに所属していて、彼が15歳の時にレコードと契約し、97年にアルバムを出しています。ギターを担当していた。
ソロでの活動も97年に始まり、シングルを発表しているようです。(この時は4T Recordings名義)
Four Tetとしては98年の36分25秒のシングルが最初です。かなり実験的な姿勢に思えます。
ジャンルとしてはフォークトロニカのパイオニアとして知られているみたいです、なんとなく想像つきますね。『Morning/Evening』でもそれぞれ20分と、長い曲も多いこと、、
上の曲聞いてみた感想ですが、エレクトロっぽい四つ打ちで始まるのに広がりのあるシンセが入り、美しい中東な歌が入ってきて予想を裏切られました。どうやらシリアの方とのコラボだそうです。 民族音楽や、土地柄のでる音楽は大好きなのでとても良かったです、ただまあ、長いなあ笑
かなり幅のある楽曲作成をする方のようで、Two Thousand And Seventeenはかなりちがった印象を受けました。メロディは少し哀愁のある感じで 使われているストリングスのサウンドにはアジアの雰囲気を感じるのでそういったものが好きなのかも。楽器の名前は自分にはわかりませんが
どうやら『There Is Love In You』が傑作と言われているそう。
基本的には四つ打ちの安定したリズムを展開しながらも、バラエティに富んだサウンドと楽器を用いて、何か、どこかをぼんやりと想起させるような音楽です。フォークトロニカと呼ばれるのも納得できます。
作品数がそこそこあるので有名なものから聞けばいいと思いますが、三月に発表された新作もチェックしたいところですね。
同じIDMの中でも、土壌も作風も全く違う二組でしたが、どちらももっと聞きたくなりました。二組にしたのでしっかり日記が遅れてしまったので気をつけたいですね、、、